2017/02/02
精神に障害がある人の配偶者・パートナーの集い
今日は風が冷たいですね。ご相談のためニシヘヒガシヘと移動中に投稿しておりますブログ担当扇です。
本日は日曜日に行った家族会のご報告を。
1/29に杏林大学作業療法学科の前田先生が世話人をされている
第3回 精神に障害がある人の配偶者・パートナーの集い
に参加してきました。
https://seishinpartner.amebaownd.com
精神障害をお持ちの親の家族会はあるけれど配偶者の方が集まれる場所というのは全国的に見ても少ないそうです。
今や精神疾患をお持ちの方は390万人となり、その内配偶者をお持ちの方は約34%(単純計算で100万人以上!)。
支援の手が不足している現状を目の当たりにしました。
今回の話し合いでは服薬の管理についてが主でした。配偶者は平等の立場、またそうありたいと願う当事者の気持ちもあり、服薬を忘れていても指摘しづらいという話が印象的でした。
お互い忘れることもあるからと伝え、飲んだ後にチェックをつける服薬チェック表をリビングに貼るなど、悩んだ末に考えられた工夫も解決策の1つとして出されていました。
配偶者は親とは違った立場で違った苦悩を抱えながら生活されているということを支援者も「想像力」を働かせて支援していくことが大切だと感じました。
今後もこちらの会の開催予定は定期的にシェアさせていただきます。(次回開催予定3/25)
ぜひお困りの方は一度足を運んでみてください。
同じ立場の人に話をすると何か解決策が見つかるかもしれません。
